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男性の泌尿器疾患

男性の泌尿器疾患

男性は排尿に関するお悩みが多く見られますが、年齢や慣れを理由に放置している方もいらっしゃいます。病気が進行してしまう場合もあるため、できるだけ早めの受診をお願いします。
川崎市宮前区のK-クリニックでは、負担が少ない検査や治療に努めておりますので、お気軽にご相談ください。

 

男性に多い泌尿器疾患

前立腺肥大症

前立腺は加齢とともに肥大する傾向があり、特に中高年の男性に多い疾患です。前立腺の肥大によって尿道が圧迫されるため、頻尿や夜間頻尿、尿が出にくい、急に強い尿意が起こるなどの症状が現れます。ただ、自覚症状なく進行してしまうケースもあり、注意が必要です。
治療のメインは薬物療法ですが、程度が重い場合は手術を検討します。

前立腺炎

尿道から入ってきた細菌が増殖して前立腺に炎症を起こした状態を「急性前立腺炎」と言います。排尿時の痛みや頻尿などの症状のほか、38度以上の高熱や関節痛などの全身症状が出ることもあります。
抗菌薬の内服や点滴で治療を行いますが、繰り返し再発すると「慢性前立腺炎」になっている可能性もあります。症状が軽い場合は泌尿器科以外では見過ごされてしまうことがあるため、排尿に関するお悩みがあれば、早めに当クリニックにご相談ください。

前立腺がん

前立腺がんの原因ははっきりとはわかっていませんが、近年日本で増加傾向にあります。早期には自覚症状がほとんどなく、人間ドックで受けたPSA(前立腺特異抗原)検査によって発覚することが多いです。血液で手軽に検査できるため、50歳を過ぎたら毎年PSA検査を受けるようにしましょう。

膀胱がん

中高年の男性に多く、喫煙歴とも深い関わりがあります。比較的早い段階で、血尿などの症状が現れるため、早期発見しやすいがんです。健康診断で尿潜血を指摘された場合や血尿が見られたときには、速やかに受診しましょう。

腎がん

血液をろ過して尿を作る腎臓にがんが生じた状態です。どちらかというと男性に多い病気です。早期には自覚症状がほとんどなく、ある程度進行してから血尿や発熱、腹部のしこり、食欲不振などが現れます。

尿路結石

本来は尿の中に溶けているカルシウムや尿酸などの成分が、水分不足などにより結晶化したものが結石です。狭い尿の通り道に落ちてくると激しい痛みを感じ、発熱や吐き気を伴うこともあります。

尿道炎・性感染症

尿道炎は尿の通り道である尿道に病原菌が感染し、炎症を引き起こす病気です。男性の尿道炎の多くは、性行為によって感染するクラミジアや淋菌などが原因です。男女で症状の出方が異なるため、パートナーに症状がないからと言って感染していないとは言いきれません。パートナーも一緒に検査・治療を受けるようにしましょう。