明らかな血尿は早めの受診を

血尿とは、尿に血液が混じっている状態で、目で見てわかる「肉眼的血尿」と尿検査でわかる「顕微鏡的血尿」に分けられます。血尿は、腎臓や膀胱、尿道などに疾患が隠れているサインです。明らかに血尿だとわかる症状が出た場合は、早めに川崎市宮前区のK-クリニックにご相談ください。

尿は健康のバロメーター

正常な尿の色は、薄い黄色～茶褐色です。食べたものや水分摂取量、ビタミン剤などによって色が変化することが知られています。「尿は健康のバロメーター」と言われるように、尿の色で疾患に気づくこともあるため、毎日の尿のチェックが欠かせません。
また、目で見てわかる血尿の場合、色の違いで異常を来たしている場所がある程度絞り込めます。

血尿と一緒に起こる症状

血尿に伴う症状として、次のようなものがあります。

• 頻尿
• 尿が残っている感じがする
• おしっこをすると痛い
• 背中やわきの痛み
• 発熱 など

しかし、まったく自覚症状がない場合もあり、検査を受けて初めて疾患が見つかることもめずらしくありません。健康診断や人間ドックで陽性を指摘された方は、症状の有無に関わらず、早めの受診をお願いします。

血尿で疑われる疾患

血尿の原因として最も多いのは「尿路結石」です。激しい脇腹の痛みとともに血尿が見られます。血尿に頻尿や残尿感を伴う場合は、尿路感染の可能性が高くなります。特に抵抗力が落ちているときに起こりやすい「急性膀胱炎」は女性に多い疾患です。
その他、血尿が見られたときには、以下のような疾患が疑われます。いずれにしても、血尿は身体からのサインです。早めに受診しましょう。

• 尿路結石
• 急性膀胱炎
• 前立腺肥大症
• 前立腺がん
• 膀胱がん
• 腎がん
• 腎盂腎炎
• 尿道カルンクル
• 細菌性膀胱炎
• 放射線性膀胱炎