おしっこをするとき、痛みがあります
尿道炎や膀胱炎などの病気が隠れているかもしれません。放置していると腎機能に影響を及ぼす可能性もあります。また、性感染症の場合は、パートナーにうつしてしまう危険があるため、できるだけ早めにご相談ください。
尿漏れがありますが、年齢のせいなら治療はできませんか?
尿漏れは原因や症状によって、いくつかの種類に分けられます。適切な治療で改善を図れるので、まずは一度ご相談ください。
昼間のトイレの回数が増えたように感じます
過活動膀胱や膀胱炎、前立腺肥大症、膀胱がんなどの病気のほか、水分の取りすぎなど様々な原因が考えられます。回数に関係なく、ご自身が多いと感じていれば「頻尿」なので、気になる方は一度受診してみましょう。
急に尿が出ることがあります。これは何が原因ですか?
急に尿が出るような状態は「尿失禁」とも呼ばれ、特に女性に多く見られます。原因は骨盤底筋の弱化やホルモンの変化など多岐にわたります。症状や程度に応じた治療方法がありますので、まずはご相談ください。
おしっこをしても、まだ残っているような感覚があります
「残尿感」と言い、様々な疾患が原因で引き起こされる症状で、残っている量によって治療方法が異なります。ただ、実際に測ってみるとほとんど尿が残っていないという場合もあります。当クリニックでは、簡単に尿量の測定ができるので、まずはご相談ください。
血尿が出ましたが、すぐに治まりました。受診は必要ですか?
薄いトマトジュースやロゼワインのような色の尿は、血尿だと思ったほうがよいでしょう。痛みを伴わなかったり、すぐに治まったりした場合でも、何かの病気が隠れている可能性があります。早めに受診しましょう。
健康診断でPSA値を指摘されました
PSAとは「前立腺特異抗原」のことで、前立腺から血液中に漏れ出てくるたんぱく質の量を調べます。前立腺がんで高い値を示すことが多いですが、他の疾患の可能性もあるため、鑑別が必要です。放置せず、一度受診しておきましょう。
前立腺肥大症と診断されました。どのような治療がありますか?
前立腺肥大症は加齢によって発生しやすい状態です。治療方法としては、薬物療法や手術などがあり、症状の程度や患者さまの状態に応じて最適な方法を選択します。症状の軽減と生活の質の向上を目指して治療を進めます。
尿の色が濃くなったり、泡立つことがあります…
尿の色が濃い場合は水分不足や食事の影響の可能性があります。一方で、泡立つ尿はタンパク尿の兆候となることがあり、腎臓の問題を示唆することもあります。定期的な健康診断で尿の検査を行い、異常があれば受診をおすすめします。
子どものおねしょが気になっています
子どもは膀胱の機能が未熟なため、おねしょが起こりますが、ほとんどの場合、成長とともになくなっていきます。6歳を過ぎても続く場合は「夜尿症」と診断され、適切な対策をしていく必要があるので、お困りの方は当クリニックにご相談ください。